千葉商科大学（学長：島田晴雄、千葉県市川市）と浦安商工会議所（会頭：柳内光子、千葉県浦安市）及び一般社団法人千葉県ニュービジネス協議会（会長：鮎川二郎、千葉県市川市）は、このたび、教育、文化、福祉、地域産業、まちづくり等の分野で相互に協力し、地域社会の発展と人材育成に寄与することを目的とした連携協力に関する協定を締結する運びとなりました。 >

　社会科学系総合大学として実学教育を理念に掲げる千葉商科大学は、大学院社会人教育センターにおいて、中小企業診断士の養成をめざし、「商学」「経済学」「政策情報学」の3研究科合同で中小企業診断士養成コース（中小企業診断士登録養成課程）を2010年から開設し、大勢の中小企業診断士を社会に送り出しています。さらに、本学の会計大学院では、「会計・税務」と「ファイナンス」を両輪に、それらの理論を学び、実践できる力を育むとともに、高い倫理性を身につけた高度な専門職職業人の育成を行っています。一方、浦安商工会議所は、地域の活動基盤として、経営に関する相談指導の他、ビジネスに役立つ各種セミナー・講演会等を積極的に開催しています。本年6月には千葉県内外において、産・学・官・民のネットワークを構築して、活力ある地域経済の発展及び人材育成を行う千葉県ニュービジネス協議会との連携協定を締結し、今後、経営者や幹部社員に向けて、経営品質の向上と経営者力の開発を行う「経営実践塾」を開催する運びとなっています。

　このたびの連携協力は、三者の特長、役割・機能・強みを活かし、浦安地域の産業振興、企業人・社会人の育成、地域産業振興、教育・文化・福祉の向上と地域経済の活性化に寄与すると同時に、本学の大学院生、学部生がこの連携協力で行われる取り組みにアクティブ・ラーニングとして参加することや、中小企業診断士養成コースの教員および千葉県ニュービジネス協議会経営診断センターによる経営診断支援等を通じて、その成果を浦安地域の産業づくりにフィードバックすること等も計画しており、これにより相互が持続的に社会に貢献しつつ発展し得る効果を期待しています。